Chromium OSで7年前のノートパソコンをChromebook化

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GSuite for Educationを学校に導入するにあたり、生徒用のパソコンとしてChromebookを選択する場合が多いようです。ChromebookはブラウザでGoogleのアプリケーションを使う、ちょっと変わった軽量なOSです。性能を抑えたパソコンでも快適に動作するのが特徴です。ASUSやAcerのモデルが3万円を切る価格で購入できます。

またChromebookのOSはオープンソースなので有志のユーザがChromium OSとしてカスタムビルド版を配布しています。ちょうど2010年6月発売のレッツノートCF-C1が手元にあったので、Chromium OSをインストールしてChromebook化してみました。
参考まで

  • CPU:Core i5-520M(2.40GHz)
  • メモリ:2GB

結果は・・・、
めちゃくちゃ快適です。
元のOS、windows7での動作はだいぶ重たかったので、最近はあまり使っていないノートパソコンでしたが、全くもって生まれ変わりました。電源を入れてから30秒でログイン画面が起動し、ログイン後10秒でもう使えるようになります。Googleドキュメントも快適に使用できます。

Chromiumのインストールはこちらのサイトを参考にインストールしました。起動後、最初はタッチパッドが動作しなかったのでUSBマウスを挿して操作し、スクリプトの実行によりタッチパッドも動くようになりました。

Scratchを動かすためには、Flash Playerのインストールが必要でした。Chromebookの場合には最初からインストールされているようですが、カスタムビルドのChromiumの場合には自分でインストールする必要があります。

最近では、ほとんどの文書をGoogleDriveかWordPressで作成しているので、オンライン上に保管しています。そのような使い方をしていれば、ローカルのファイルをあまり使用しないChromebookでも十分にやっていけそうです。

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