落語とICTと

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「暮れになりますってぇと、借金取りが・・」
の文句で始まり、
最後は、奥さんの前で何年か振りの湯呑み酒を手に
「よそう。また夢になるといけねぇ」
というお決まりのサゲで終わる古典落語の芝浜

もうできないことですが、毎年大晦日が近づくと、今は亡き立川談志師匠の芝浜を聴かないと年が越せない、といわれていた程だそうです。

さて落語ですが、ありがたいことに各種ストリーミングサービスで見たり聴いたりできます。

一見、落語の様な古典芸能はICTと無縁に見えますが、ICTを意識して活動されている落語家さんもいらっしゃいます。

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映像・ネットをフル活用古典芸能とITの融合に挑む落語家林家彦いち

同じお笑いの世界では漫才をするロボットがいるそうです。

入力したお題から、Web上の記事を検索し、「ツカミ」「本ネタ」「オチ」を構成して演じてくれます。

いずれ落語を独りで演じるロボットが出てきてもおかしくないですし、大阪大学の石黒浩先生の研究室では、マツコロイドや夏目漱石そっくりのアンドロイドが開発されています。
談志師匠にそっくりな談志ロイドなんてのが開発される日も近いかもしれません。

何やら取り留めの無い話になってきましたが、お後がよろしいようで。

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