IFTTTというサービスがあります。
IF This Then That(もし、こうなら、ああして)ということで、指定した条件に合う時に、自動的に行うアクションを登録できます。条件やアクションに指定するのは色々なWebサービスです。なので例えば、
- 特定の人からメールが来たら、LINEでお知らせする
- 明日の天気が雨なら、Slackに通知する
- 気になる記事をRSSで受信したら、タスク管理のTrelloに積む
など、Webサービスをプログラミングなしで拡張できる、すぐれものです。そんなIFTTTはGoogle Assistant(Google Homeを含む)にも対応しているので、OK Googleから各種Webサービスを操作することができます。
OK Google, LINEでグループにXXXって言って
早速やってみましょう。
IFTTTのMyApplet画面からNewAppletを押して、新しいアプレットを作成します。
if this のところは、Google Assistantを選びます。
選択肢が4種類あります。
それぞれ、このような意味になっています。
- Say a simple phrase
- Say a phrase with a number
- Say a phrase with a text ingredient
- Say a phrase with both a number and a text ingredient
固定のフレーズに反応します
固定のフレーズに反応し、1つの数字を受け取ります
固定のフレーズに反応し、1つの文字列を受け取ります
固定のフレーズに反応し、1つ数字と、1つの文字列を受け取ります
今回は、メッセージを送りたいので、Say a phrase with a text ingredient
を選びます。次の画面では、反応させるフレーズを入力します。LINEで $ って言って
というフレーズに反応し、$のところに当てはまるメッセージを受け取ることが出来ます。この部分をLINEに送信することになります。$の前後には半角のスペースが1つずつ必要なので注意して下さい。
次にアクションとしてLINEを選びます。
始めてIFTTTとLINEを接続する時には、接続確認画面が出てきますので、許可して下さい。
メッセージを送信したいグループと、送信する内容を選んで、Completeを押します。TextFieldという部分に、Google Assistantから受け取るメッセージが入ってきます。
Finishとすれば、これで設定完了です。
では、話しかけてみましょう。OK Google LINEに あのね って言って
と話しかけるとこんな感じになります。
このようにLINEにメッセージを送ることが出来ます。