先日、高野秀行さんの移民の宴という本を読んでいたところ、
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ちなみに、レモングラスやコブミカンの葉、レッドカレーペーストといったタイ料理独特の食材は、成田のジャスコ(現イオン)でも売っているし、千葉、茨城、東京都内ではどこでも簡単に入手できるという。いちばん大きなタイ・スーパーは茨城県土浦市の荒川沖駅近くにあるそうだ。
という記述を見つけて、びっくり。荒川沖についての記述を本で見つけたのは始めてでした。確かに荒川沖駅周辺には、タイマッサージ屋やタイ料理店など、タイのお店をよく見かけます。
法務省の在留外国人統計(2017年6月)によると、日本には247万人の外国人が住み、人数が多い順で、中国、韓国、フィリピン、ベトナム、ブラジルとなっています。タイは9番目に多く、48,952人。都道府県別に見ると、東京に8207人、千葉に 5,543人、茨城に4,635人のタイ人が生活しています。
阿見町はどうかというと、阿見町国際交流協会がまとめている情報では、外国人の登録が768人(2017年4月現在)とのことです。残念ながら、タイの方の人数まで分かりませんでした。
荒川沖駅近くのタイ・スーパー
近隣のタイ食材を扱うお店を調べてみると、以下のお店が有名なようです。
グンテープ(お店は正面の路地を入って左側)
荒川沖駅に近いということなので、グンテープのことでしょうね。近いとは言え、徒歩だと15分くらいかかります。
グンテープに行ってみた
窓越しで見にくいですが、本場タイで販売されている食材がぎっしりと棚に並んでします。
商品説明はタイ語で書かれていて、日本語の説明はシールで貼ってあるだけです。本場感は抜群な一方、探すのが少々大変。店員さんはタイの方ですが、日本語OKです。帰り際には『サワディーカップ』と言ってくれました。
購入してみたのが左からココナッツミルクパウダー、ナンプラー(魚醤)、タピオカです。濃厚なココナッツ味のタピオカは子ども達にも大ヒット。ナンプラーは妻も子どもも苦手だったので一人で味わいます。
2018年2月28日追記
先日乗ったタクシーの運転手さんに聞いたところ、荒川沖タイ人街が最も栄えていたのは30年位前(1990年前後)だそうです。グンテープのある一角には、近隣のスナックに勤めるタイ人女性が外まで溢れかえっていたとか。