PC版マイクラをプログラミングしてみたいと思います。
今回はクライアントMOD方式です。MODはマイクラの世界を拡張して新しい機能を付け足すものです。Pythonやスクラッチのプログラムを、同じパソコンの中のマイクラに対して実行します。
まずは準備を進めます(以下、Windows10での方法です)。クライアントMOD方式に必要なのはこの3つ。スクラッチはまた今度紹介します。
・Minecraft Forge
・Raspberry Jam Mod
・Python
順番に準備します。
Minecraft Forgeをインストールする
Minecraft Forgeは色々なMODが動くために必要なものです。インストールの方法は、まいんくらふとにっきさんに詳しく書かれているので参考にしてください。今回はマイクラバージョン1.11.2に合わせたMinecraft Forgeをインストールします。
Raspberry Jam Modを入れる
Raspberry Jam Modのサイトにアクセスし、
上の方のreleasesをクリックします。最新のバージョン(2017/3/12時点では0.88.2)から、mods.zipとpython-scripts.zipをダウンロードします。
mods.zipは解凍するとマイクラバージョンごとのフォルダが出てきます。
1112のフォルダからRaspberryJamMod.jarをコピーして、先ほど、Minecraft Forgeをインストールしてできたmodsフォルダに置きます。
続いてpython-scripts.zipを解凍します。なにやらたくさんのファイルが出てきます。その中で、helloworld.pyを後で使いますので、確認しておいてください。
Raspberry Jam ModはこれでOKです。
Pythonをインストールする
最後にPythonをインストールします。Pythonは初めての人でも分かりやすいプログラミング言語の一つです。こちらのサイトを参考にしてみて下さい。
いよいよ動かしてみる
さて準備ができました。通常のマイクラランチャーを起動して、forgeのプロファイルを選んで起動します。
マイクラが起動したらMODを押して、
MODのリストにRaspberry Jam Modがいたら導入成功です。
マイクラの世界をスタートしたら、Eボタンを押して操作をパソコンに戻します。先ほど、確認したhelloworld.pyをダブルクリックしてください。そしてマイクラに戻ると・・・・
Hello world!と表示され、スティーブンの足元にダイヤモンド鉱石が生成されたら成功です!
お疲れさまでした。