何ができるの?
littleBitsはモジュールと呼ばれる、マグネットのついた電子ブロックをつなぎ合わせて、自分だけのオリジナルな電子工作ができるキットです。ハンダ付けや配線、難しいプログラミングは必要ありません。8歳から大人まで楽しみながら、作ることを通じて、モノの仕組みを学ぶことができます。
例えば、
- 明るさセンサーとブザーを組み合わせたり目覚ましアラームを作る
- ピッチやノイズ、フィルターを活かしてオリジナルのシンセサイザーを作る
- 自動運転できる車を作る
- アートな図形を描くタートルロボットを作る
- スマホで操作&プログラミング可能なR2-D2ドロイドを作る
どういうもの?
MITメディアラボ出身のアヤ・ブデールさんが2011年に創設したスタートアップ企業の製品です。「エレクトロニクスの門戸を開放し、誰もが発明家になれるようにする」というミッションが掲げられています。littleBitsはニューヨーク近代美術館(MoMA)の常設展示「MoMAコレクション」に選ばれています。2013年から電子楽器メーカーの株式会社コルグが輸入販売代理を行っています。コルグと共同開発したSynth Kitではオリジナルなサウンドを作り出せるそうです。
どうやって使う?
littleBitsの使い方はとても簡単です。モジュールの出っ張りと磁石の向きを合わせれば、間違った方向にはつながらないように設計されています。モジュールは色によって種類が分かれています。
電源モジュール
9V電池やUSBから電源を供給します。パワーがないと何もできない。
入力モジュール
ボタンや、いろいろなセンサーから信号を入力します。
ワイヤーモジュール
入力を分岐したり、機能を拡張する時に使います。
出力モジュール
光ったり、回したり、揺らしたり、音を出したり。