学校でGoogle Lensを覗いて見る世界

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Google Lensはスマホのカメラで撮ると、被写体についての詳細な情報が自動的に表示されるものです。紹介されたデモンストレーションでは花や飲食店を撮ることで、植物の名前や、飲食店のレビュー、検索結果が表示されていました。これ絶対に学校で使えると思います。図鑑や辞典の代わりになる他、文字入力をしなくても情報が検索できるメリットがあります。ただしサービス開始時期は未定です。

Google Lensって何?

少し前の話になりますが、2017年5月のGoogle I/OでGoogle Lensが発表されました。

キーノートセッションでは、何故かたこ焼き販売の立て看板が読み取られ、「たこ焼き 6個入り 130円」と認識されていました。その後英語に訳され「Octpus dumplings 6 pieces 130 yen」に。dumplings は小麦粉の団子という意味です。130円では安すぎですね・・・。

他にもWi-Fiの接続情報(SSID、パスワード)を書いた紙にかざすと、自動的に接続してくれるます。類似の便利な機能は更に実装されるかもしれません。

どうなってるの?

テキスト検索、画像検索、音声検索に続く、カメラ検索機能と捉えることができます。これまでは、これってなんだろうという目の前の対象から特徴を抽出して、(花びらが赤い、葉っぱがギザギザ)、検索サービスに入力するという作業をしていましたが、GoogleLensによって、特徴の抽出はGoogleがやってくれることになります。
インターフェースとしてはカメラで撮ったら、結果が表示される、という極めてシンプルなものです。間にある、AIが特徴を抽出して検索を行うところはブラックボックスになっていますから、AIが賢くなればなるほど、サービスの幅と質が広がっていくはずです。

学校でどう使う?

国語:知らない漢字や熟語、ことわざの意味を調べる

算数:簡単な計算は答えを出してくれるかも

理科:動植物の観察で図鑑の代わりに調べる

社会:歴史ある建物の見学で情報を得る

アメリカでは搭載スマホが発売

(2017/11/22追記)
アメリカではGoogle Lensが搭載されたスマホが発売されたニュースが出ていました。現在はこのGoogleが発売した「Pixel 2」「Pixel 2 XL」でしかGoogle Lensは動作しないようです。日本発売は未定です。

まもなくPixel 2以外の端末でも利用可能に

(2018/2/26追記)
ITmediaによると、Googleが23日にGoogle LensをPixel 2以外の一部の端末で利用できるようにすると発表したそうです。いよいよですね。楽しみです。

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