なぜ、子供たちがプログラミングを学ぶのかという話に必ず出てくるのが、AI・IoT社会の到来です。シンプルにまとめると、こんな感じでしょうか。
あらゆるモノがインターネットにつながり(IoT)、センサーやコンピュータの数が増え、膨大なデータが集まる。ビッグデータをAIが解析し、AlphaGoがプロ棋士に勝ったように、広い分野で高度な判断ができるようになる。ロボットを介して自然な動作やサービスを提供できるようになる。
こんな時代を生き抜くために身につけるスキルとして、コンピュータがどんなものか、何に使えるのかが分かり、プログラミングも経験したことがある、ということを目指しているのだと考えます。
国の資料では第4次産業革命としてまとめられています。
蒸気機関に始まるこれまでの産業革命と言われている出来事についてスライドに整理しました。
未来の社会や暮らしがどうなるか分かりませんが、技術革新のペースが早くなっていくことは間違いなさそうです。30年前にはパソコンは珍しく、20年前にはインターネットが普及していませんでした。10年前にはスマホやタブレットがここまで利用されていませんでした。次の10年では確実に、私達の身の回りに、まだ登場していないデバイスやサービスが当たり前になっていくでしょう。