うちの5歳の息子は、iPadの音声入力と、かなキーボード(あいうえお順のやつ)を使って、ネット上の情報を吸収しています。そんな彼にとって最大の敵が「漢字」です。
私たち多くの大人にとって「英語」が天敵なのと同じように、子どものオンラインでの情報収集にとって「漢字」は障害になります。
最近のGoogle翻訳は精度が高く、長い英文を読む時にとても便利です。しかし日本語の文章の漢字をひらがなに変換、あるいはふりがなを振る機能は無いようです。Google先生、日本の子どもたちは漢字が読めなくて困っています。是非、近いうちに、ひらがな変換機能を提供いただけないでしょうか。
探してみたところ、Yahoo Japanがルビ振りAPIとして漢字→ひらがな変換機能を提供していました。利用するにはYahoo Japanアカウントと開発者登録が必要です。
早速試してみると
実際にAPIを呼んでみました。
隣の客はよく柿食う客だ
は、
隣(となり)の客(きゃく)はよく柿(かき)食う(くう)客(きゃく)だ
と変換できました。実際はAPIの応答が、以下のようにXml形式のデータで返却されるため、一定のロジックで変換後の文章を組み立てる必要があります。
<ResultSet xmlns=・・・> <Result> <WordList> <Word> <Surface>隣</Surface> <Furigana>となり</Furigana> <Roman>tonari</Roman> </Word> <Word> <Surface>の</Surface> </Word> <Word> <Surface>客</Surface> <Furigana>きゃく</Furigana> <Roman>kyaku</Roman> </Word> <Word> <Surface>は</Surface> </Word> 以下略・・・
当サイトの表示設定機能として、このAPIを使用して、本文にふりがなを振る機能を用意しました。お試しください。