何ができるの?
レゴ テクニックの部品を組み立てて、センサーやモーターを接続し、ロボットや車を作ることができます。EV3ブロックと呼ばれるコンピュータでセンサーの値を読み取りモーターを制御するなど、ハードウェアを伴うプログラミングの基礎を身につけることが出来ます。目で見て触って動かすことできるので、子どもにとって分かりやすいです。
どういうもの?
Scratchと同じくMITメディアラボで開発されました。wikiに長い歴史がまとめられていますが、RCX(1998~2009)、NXT(2006~2015)を経て、第三世代としてEV3(2013~)があるようです。
大まかにはEV3ブロックと呼ばれるコンピュータ、アームやタイヤなどのレゴテクニックのブロックと以下のモーター、センサーで構成されています。
モーター
- Lモーター(パワーが必要な動作用)
- Mモーター(パワーの要らない動作用)
センサー
- タッチセンサー
- 赤外線センサー
- 超音波センサー(±1cmの誤差)
- カラーセンサー
- ジャイロセンサー
EV3を購入する場合、教育版と玩具版があるので注意が必要です。内容物やプログラミングの仕方が異なっています。教育版には精度の高い超音波センサーが入っていますが、玩具版には赤外線センサーしか無いので正確な距離が測れません。また教育版にはバッテリーが付属しますが、玩具版には無く電池が必要です。教育版はオリジナルのブロックプログラミングに加え、Java、Python、c、c#、mruby、LabVIEWなど多くの言語に対応していますが、玩具版はブロックプログラミングのみです。
教育版は大学の工学部の授業や、モノづくり系企業の新人研修で使われるそうです。
玩具版はAmazonなどで購入することができますが、教育版を手に入れたい場合、株式会社アフレルさんなどの販売代理店を経由する必要があります。