Scratch3.0が2018年後半にリリースされるようです。楽しみですね☆
現在は英語版のみで、まだ開発されていない機能も多いですが、プレビューサイト、開発版サイトで新しいUI、機能を試すことができます。Scratch3.0になって変わるポイントをまとめました。今後も新しい情報を期待して、コミュニティサイトをチェックしていきます。
2018年8月26日追記
公式サイトの8月1日の発表によると、Scratch 3.0は、2019年1月に正式にScratchのサイトに接続されるそうです。
タブレットやスマホでもScratchできる
パソコンだけではなく、タブレットやスマホでもScratchプログラミングできるようになります。iPhoneやiPadではセキュリティの問題などからAdobe Flash Player(※)が動かないため、Scratch2.0を使うことができませんでした。Scratch3.0はHTML5で作られているため、タブレットやスマホでも安心してプログラミングを楽しめます。
※Adobe Flash Playerは2020年末には開発と提供を終了すると発表されていて、今後はHTML5などのWeb標準技術を使用することが推奨されています。
拡張機能が整理される
ペンや楽器演奏、ビデオ(カメラ)機能などがここにまとめられます。また、micro:bitやレゴマインドストームなど、外部の機器を制御する機能もこちらに入るようです。これまでScratchXが担っていた、実験的な拡張機能がここに集約されます。また今後、仕様とガイドラインが公開され、Scratch開発チーム以外の第三者が拡張機能を開発できるようになるようです。
これまでのScratchプロジェクトは引き継がれる
いままでのScratch2.0で作られたプロジェクトはScratch3.0でも動くそうです。まだ開発中のため、もし不具合の出るScratch2.0プロジェクトがあれば、Scratch開発チームに教えてほしいそうです。
当ラボで作ったアリさんシミュレータもちゃんと動きました。
色の選択がわかりやすく
これまで、色の選択はスポイトか数値になっており、ちょっとわかりにくかったです。新しいUIでは、スクロールバーで色を確認しながら選ぶことができます。また、隠し機能的だった透明度も操作できるようになります。
音をより効果的に操作できる
音ブロックで再生速度(ピッチ)の変更ができるうようになります。また、音の編集タブでもピッチの変更や、ロボット音のエフェクトをかけることができるようになります。