ICT CONNECT 21主催「プログラミング教育の世界での取り組み」

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ICT CONNECT 21主催の講演会「プログラミング教育の世界での取り組み」に参加してきました。マイクロソフトの教育部門担当副社長 Anthony Salcito(アンソニー サルシト)氏の講演を聞きました。コンピューティングの授業で先進的なイギリスに深くアドバイスをしていたマイクロソフトからの、これから取り組みを始める日本へのメッセージ、そんな印象を受けました。そのレポートです。

求められるスキルの変化

第4次産業革命と言われる時代に入ってきています。

  1. 蒸気の力による機械化
  2. 電気の力による大量生産
  3. コンピュータによる効率化
  4. AI、AR、IoT、ビッグデータ

世界の変化に合わせて企業の中で求められる人材、スキルが変わってきています。製造業主体の頃には、クリエイティブである必要はなく、みんなが同じ作業をしていれば十分でした。今では、ルーチンな仕事とクリエイティブな仕事はバランスが逆転し、業務の抽象度が高くなってきています。

様々な課題を発見し、解決する手段を考え、共有して、協力を得ながら結果を出していくことが求められます。

これからの時代に求められるスキル

それらを整理した5C’sという概念があります。

  • creativity 創造性
  • communication コミュニケーション
  • collaboration 協力
  • critical thinking 批判的・内省的思考
  • computing コンピュータの活用

このようなスキルを身につけられる教育が求められています。グローバルな企業もスキルの高い社員を集めやすい国で採用をしていくようになります。教育の裾野も世界中に広がっていきます。先日、ケニアを訪れましたが、まさに教育をテコに経済発展することを目指しています。

では教育により、どうやって5C’sのスキルを身につければ良いのでしょうか。クリエイティブになりましょう。これをどのように教えればいいのか?どう評価するのか?成績は?モチベーションをどのように高めればいいのか?多くの国や学校で変化は途中ですが、すでに変わり始めています。

様々な問題が世界中にあります。例えば環境汚染、飢餓や格差の拡大、対立や紛争など。これらに対し、先生は生徒を巻き込みながら問題解決を目指していくのです。動機付けるのです。
この世代のモチベーションはこのように問題に取り組むことから発生します。

グローバルでの実践を日本へ

イギリスでは2012年から、教育を受けた人と企業が求める人材のスキルギャップを埋めることに取り組んでいます。マイクロソフトもコンピューティングのカリキュラムの設計をバックアップしてきました。BBCが主体となって作り、10代の子供に配ったマイクロビットというコンピュータも特徴的です。このようなチップを使うと物理的な制約の下で現実の課題を解決するトレーニングができます。

コーディングやテクノロジーの適用は失敗の連続です。機器が動かなかったり、知識が無い上、誰もサポートしてくれなかったり。学校の現場でも同じことが起きています。

私は先生も失敗して良いと思います。生徒と一緒に成長してけば良いのです。

例えばゲームはとても良い切り口です。いくらでも失敗できます。マイクロソフトはマインクラフフトをスウェーデンのMojangから買収しました。これは教育の中でとても使えます。元々、マインクラフトのユーザはゲームを改造するコミュニティーを作っていました。やりたいことを設定してそれを実現する課題解決を実践していたのです。教育版マイクラでは、教室で、3Dの仮想現実の中での問題解決をコラボレーションできます。

日本の教育現場ではこのようなグローバルの先行事例を取り入れることができます。

教育現場にイノベーションを

教科を教えるだけの先生ではなく、イノベーティブな先生が必要なのです。

マイクロソフトのAIを活用すると、「太陽系」と検索するだけで、関連する画像やそれば学べるオンラインコースの案内などの情報を一度に得ることができます。AIが提示してくれる情報を活用し、オリジナルな素材を混ぜて効率良くコンテンツを作成していく。学ぶ事自体にAIを活用して、学習スピードを高めることもできます。

Azureのボットサービスを使い、ものの数分で、既存のドキュメントを解釈し、自然言語でのやり取りが出来るボットを作ることができます。

Skypeに繋げば、バーチャルな会話ベースで質問ができるようになります。

動画をAIに解釈させて、誰が何分頃に映っていたかインデックスを作ることができます。

adafruit。これはロボットを簡単に操作できるブロックプログラミングを作ることができます。

こんな楽しいことを、教育現場に今、いつでも持ち込むことができます。
私はとってもワクワクしています。

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